2007年 11月 13日
A Day in the LIFE #235 ・・・「海辺の山荘」再訪01・・・
「海辺の山荘」誕生物語とともに写真で振り返ってみましょう。
昨年10月永田昌民さんの案内で吉村順三さんの軽井沢山荘を見ることができました。
言わずもがなの名作ですが、興奮と感動を今でも覚えています。
そして、今年のお正月。
素敵な和服姿の方が3名事務所に見えました。
てっきりお宮さんの場所でも聞かれると思ったら
「永田さんの『大きな暮らしのできる小さな家』を読んでOMソーラーに興味を持って・・・」
というお話。
ご夫婦ご希望の大磯でほどなく30坪の土地と出会い、家づくりがスタートしました。
周辺に3階建が建つ可能性のある準防火地域。
1階リビングでは将来の日照が期待できません。
2階を軽井沢山荘のようにキャンチレバーで持ち出すことでリビングとして
十分な広さを確保しました。
地面が広く残るので、30坪の敷地でも駐車スペースを2台確保できました。
お施主様と私たち、永田昌民さん、吉村順三さん、そして大磯の町、
それぞれをゆるやかにつないで紡いだ家づくりとなりました。
歴史ある町並みに新しい家を建てることはどういうことなのか・・・
そんなことを考え、住む人の内包するストーリーを「かたち」にしてみました。
丁寧につくった「正直につくる木の家」です。
今週末、ぜひ遊びに来てくださいね。
お待ちいたしております。
玄関は木製の引戸。鍵付の網戸を仕込んで、通風と防犯に配慮しています。
大谷石はあえて中古を使用し枕木の風合いとマッチさせました。
皮ミシンで靴を作るご主人の作品が並ぶ収納です。
玄関の上は一畳の吹き抜けで採光の不足を補うとともに、
吹き抜け上部に照明器具を配置することで、玄関の広さを稼ぐ工夫をしています。
また引戸戸袋があって窓のつかないトイレの採光には建築中に
別宅のリフォームで出た家具建具の味のあるガラスを流用しました。
玄関側とトイレ側です。
1階には畳の主寝室がありますが、ここは障子を開いて閉じて、
おもてなしも可能な和室にもなります。
他にも見どころはありますが、それは今週末、ご自分の目で探してください(笑)。
次回は2階にお邪魔しましょう。
1日限定のOB宅オープンハウスに元イタリアンシェフが料理するパーティー付見学会
デザインの行き届きいた気持ちよい空間でおいしい料理やお酒まで楽しめる
スペシャルな見学会
見て、聞いて、感じて、味わって・・・
落ち着いた町並みや海まで歩けるロケーションも楽しんでいってください
■11月17日(土)
■10:00Open 13:00Party Start
■一品持ち寄り大歓迎です♪
■大磯町西小磯
■予約制
■Tel:045-988-1231(石田・田川)
[access FSH]
「正直につくる木の家」
“Sunshine Design”
富士ソーラーハウス株式会社
tel:045-988-1231
mail:om@fsh.co.jp(OM SolarSystem+Fuji Solar House)
富士ソーラーハウスの考えてること
by omsolar
| 2007-11-13 23:44
| A Day in the LIFE